プロフィール
インタビュー
買取から販売まで考えてご納得いただける査定結果を
もともとヴィンテージやアンティークジュエリーを見るのが好きでした。その時代を反映したデザイン、細工のおもしろさなどが魅力です。ただ査定は難しく、値段のつきづらいアイテム。商談の際は必ず、「この査定金額を提示したらこう言われるだろうな」と何通りも頭の中でシミュレーションし、まず自分自身を納得させたうえでお客様に査定結果をご説明します。自由が丘店はブックオフの総合買取窓口の中で、初めて販売も強化しているチャレンジ店舗です。買取をするだけではなく、それを販売してゴールなので、お品物の歴史だけに捉われず今の市場にマッチするかどうかも重要なポイントになります。たとえばリングなら、つけていく場が限られる華やかなモノよりも、今はカジュアルにつけられるほうが主流です。こうした点も加味しながら、お客様がお品物を購入したときの情熱を汲み取り、ご納得いただける査定結果を提示することが大切だと思っています。
私たちと一緒に、買取を楽しんでいただけるように
ブックオフは、通りがかりにふらっと立ち寄っていただけるお店を目指しています。入りやすさ、来店されたときのお声掛け、すべてにおいて「感じが良い」とお客様に思っていただける店舗づくりを心掛けています。以前、お客様に「品物を売ってお金を得る行為が恥ずかしい」と言われたことがありました。買取は「質に入れる」行為に近いのでそう感じるのかもしれません。特にご年配の方には質屋のイメージが強いので、私たちブックオフがその認識を変えていきたいですね。気軽に買取のご相談ができ、そのお品物をすばらしいと言ってまた購入されていくお客様がいる。まるでお洋服やジュエリーが旅をしているような、第2の人生を歩む姿を私たちと一緒に楽しんでいただけるお客様をどんどん増やしていきたいです。
買取が日々の暮らしを快適にすることもある
少しでもお客様のお役に立ちたくて、整理収納アドバイザー2級の資格を取得しました。お品物はしまいっぱなしにしておくと、変色やシミの発生につながることがあり、良くありません。モノを整理するときは「いるモノ/いらないモノ/処分するか迷っているモノ」の3個に分け、一定期間、1回も触らないモノは処分したほうがいいとされてます。処分するか迷っているモノは、気軽にご相談していただきたいですね。買取のご利用がなくても、「福岡さんに見せてあげたいと思ったの」と言って秘蔵のジュエリーをお持ちいただくお客様もいらっしゃいます。コレクターのお客様も多く、私としては自分が見たこともないお品物の思い出やストーリーでお客様と一緒に盛り上がるひとときが、とても楽しいです。